プライバシーポリシー

メール・電話でもご相談を承っております。悩み解消には一人一人に合わせた薬が一番です。気楽にご相談ください。

TEL 024-922-2143
FAX 024-922-2239

大学堂薬局
福島県郡山市麓山
          1-11-1
TEL 024-922-2143
FAX 024-922-2239
営業時間
月~土 9:00~20:00
日・祝日 10:00~19:00

【本来あるべきケアマネジメントとは。】

現代の日本は世界でもトップの長寿国となったわけですが、その長生きの実態はまだまだ本来の理想とはかけ離れているといっても過言ではないでしょう。やはり、私が思うには”人は年をとっても健康で生きがいももち、其の上で長生きをすることができて初めて本当の意味で価値のあることだ”と思うのです。もともと2000年より発足した介護保険制度も要支援者や要介護者が自立できる様、それをサポートする意味で発足した制度ですので、介護の方面においても本来、介護される側本位のケアプラン(介護計画)でなければいけないはずで、そのためのサポーターとしての専門家であるケアマネージャーやホームヘルパー、介護施設などが存在するはずです。しかし、その実態はまだまだ、ケアマネージャーをはじめ、介護を支援する側本位の利益や経営本位のプランになりがちで、正確な意味で対象者の”自立”という視点に立った的確なプランになってないことがあげられます。具体的には対象者にとって不必要なプランまでを提供したり、対象者が頑張れば自立できるようになる可能性をも絶ってしまうことになりかねません。そしてその結果、限られた保険の財源の垂れ流しや介護対象者の自立意欲までも失わせてしまう恐れが大いにあります。これでは本末転倒でますます介護の必要な方が増えてしまいかねないですし、保険に当てる財源もどんどん苦しくなります。そうならないためにも、ケアマネジャーをはじめとする介護の専門家はしっかりとした正しいプロ意識を持ち、且つ、信頼されなければなりません。
それと、最後に支援や介護される側にも一定の介護保険制度の知識やサービスの利用を理解していただくためのわかりやすい講習会や本質的には対象者が介護を必要としないですむような予防(食事療法や運動療法、必要に応じては漢方薬や健康食品、サプリメントなどの摂取も含めて)、介護から自立(セルフメディケーション)することへの意識ずけを高めることの素晴らしさや重要性を我々専門家が伝えていかなければならないような気がいたします。