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大学堂薬局
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”尊敬され、夢のある”薬剤師の養成について

今日本では一般用医薬品から医療用医薬品まで、全体的にいろんな動きがでてきています。まず、前例に引き続き、今年の7月30日より再度一般用医薬品販売の規制緩和が進み、医薬品の一部が医薬部外品へ移行され、コンビニやスーパーなどで置かれるようになり、それに伴って、一部のドラッグストアではスーパーやコンビ二におかれる同一の商品はもちろん、他の医薬品などについても、健康志向の高くなった消費者の細かい情報訴求のニーズにもこたえるべく、専門にコンサルトに応じる薬剤師が対応する場所を設置して差別化を図ろうとする動きがでてきています。また、病院等の医療施設においては、今まで、統合失調症などを例にする患者への多剤大量投与傾向から単剤投与とする方針に切り替えていく動きもでてきました。これは大きな医療費の削減と国民の生活の質(QOL)の建て直しにつながります。健康革命が進んでおります。日本は超少子化、超高齢化社会に突入し、近未来的に国民総生産の大幅な低下や更なる医療費の圧迫、寝たきり老人の増加、介護保険給付費の増加等生産する側と養護される側のアンバランスが生まれる危機に立たされています。真に頭を悩ませるような課題が散在しております。将来的にこの状態に陥るのを回避するために国は”健康日本21”という国民への指針を打ち出しました。その一環がセルフメディケーションの提起です。テレビ番組でも健康関連の枠が増えてきましたし、販売ツールも通販やネット販売といったスタイルが増えてきました。このような情勢において、当然、不適格な情報や商品の流通、相談側の相談レベルなどの違いや信頼性の違いといった問題が消費者の頭を悩ませる事態に発展していくことでしょう。結局は消費者がかかりつけの相談所や相談家を選ぶ事になります。そしてさらに、相談する側とされる側のコミュニケーションの重要性が高まってきます。これからの薬剤師は単に薬を調剤する専門家というのみならず、欧米諸国の薬剤師がそうであるように全国民にもっとも信頼かつ尊敬される健康コンサルタントとして認知されるべく夢をもって誇らしく変化・成長していく必要があると思います。