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【アトピー ②】

前回は”アトピー”についてと、そのお手当てについての漢方的な説明を述べてみました。

”アトピー”の体質改善は(漢方)東洋医学が得意です。

今回は漢方でのアトピー性皮膚炎に対する具体的な体質改善と漢方薬について述べてみたいと思います。

①赤い蕁麻疹,斑点やみみずばれ、かゆみがひどい等の症状は”風熱証”といい板藍根(ばんらんこん)、五行草(ごぎょうそう)などでお手当てをします。

②皮膚に発生した過剰なアレルギー反応や炎症を抑えたり、ジクジク脂っぽかったり、黄色いかさぶたになるのは”湿熱証”とか”熱毒証”といい、これらには百花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)や瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)を用います。

③血液が熱を持ち、赤いあざ、紫の斑点,ばら色の斑点,濃い紅斑を持つものは"血熱証”といい、温清飲(うんせいいん)+板藍根等でお手当てをします。

④暗色の紫斑、青あざ、シミ、痛みなどがある場合は"瘀血証”といい,冠元顆粒(かんげんかりゅう),冠脈通塞丸(かんみゃくつうそくがん)等でお手当てをします。

⑤イボ肌色のできたものは,"痰湿証”といい、一種の体内にできる病理産物です。

お手当てとしては”星火温胆湯”(せいかうんたんとう)"瀉火利湿顆粒"(しゃかりしつかりゅう)等をもちいて体質改善いたします。


⑥肌のカサカサ,乾燥は"血虚風燥証"といい、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、当帰飲子(とうきいんし)がお薦めです。



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